本棚に残しておきたい漫画ランキング2015年GW編 後半
こう長期休みの時ってなぜか、妙にはしゃいでしまって、肝心な時に体調を壊すって経験ってありませんか?
まさに、今それです。
風邪を引いて昨日は丸一日ずっと寝てました。
今日は鼻水が出るかわりに嫌な感じのだるさと微熱が引いてやっと一段落。
結果として、私の部屋の整理はGW最終日にもかかわらず、やりっぱなし、状況は以前よりも悪化しているという有り様。時間があると変えって何もすすまないとは。。
ちなみに処分する本たちは今回はネットオフを利用しようと思います。いつもブックオフを利用していたのですが、買取金額20%アップのクーポンが利用できそうなので。
使ってみた感想などはまた、機会があれば。
ようやく本題ですが、前回の続きで本棚に残しておきたい漫画ランキングの第一位は
海街Diary です。
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 (flowers コミックス)
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/03/05
- メディア: Kindle版
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ぶっちゃけ、鎌倉に移住しようかと思ってます(笑)。
登場人物の心の揺れ動きがすごく綺麗に切り取られていて、1つの芸術作品のようにも感じる。
一巻の見どころは最後のシーン。やっぱり自分が男性ということもあって、後、登場人物の風太って子がすんごくいい子なので、つい感情移入してしまう。
本当に風太はいい奴なんで、入院した友人に対してかける言葉の気持ちの入り方がとても誠実で好きだ。
それと、その後でヒロインのすずに見とれるシーンが有るんだけど、このシーンがお気に入りです。
馬鹿な青春中学生がものの見事に恋に落ちる瞬間が表現されていると思う。
見事だと思います。
自分も昔、こんな顔したことあったんだろうなって、遠い昔のように青春時代を思い起こさせる。本当に多分、恋に落ちてしまう好きな人の表情って一瞬のぞいたときに見てしまうもんだと思います。(まぁ、主観ですけどね)
やれ、年収がどうとか、クラスで噂とか、身長がどうとか、そんなものは理屈であって、一瞬だけ垣間見た好きな人の表情に理屈を超えた想いを持つことがあって、恋愛とはその一瞬の自分の想いを信じられるのかという自分への問いかけのような気もします。(恋愛ベタが恋愛を語るという愚を犯しています。)
この海街Diaryは現在は6巻まででているので、機会があればぜひ一読してほしい漫画です。
前回紹介した「四月は君の嘘」ほどの痛さはない。
でも、ほろ苦いというか、5巻のタイトルのように「群青」を全体に感じさせる作風はすごく好きなんです。
少なくとも本棚からいまのところ、削除することは考えられないですね。
また、年末やそこらで、本棚を整理するだろうから、その時はどんなふうにこれらの見方が変わっているか、ある意味楽しみです。