kusosiho  くそったれな資本主義に乾杯! (舞台裏ver)

さぁ、同士諸君!資本主義の焼け野原をみにこうではないか! 最近は思ったことをつらつらと書いております。

皆さんは何もかも灰色に包まれた世界を経験したことがありますか?

みなさんは灰色に包まれた世界というのを経験をしたことがありますか?

 

私にはあります。それは鹿児島です。

 

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はっきしというと、それはとても衝撃でした。この噴煙はこの後、風向きによってこちらを襲ってきます。

 

もろに直撃すると一面は灰色に染まります。後、硫黄臭くなります。髪に灰がつくともう本当にイライラします。これは体験するとわかってもらえると思います。

コンタクトの人は最悪だと言ってました。

(灰は細かい粒子となって人々を襲うのです!)

洗濯ものに灰がつくと虚無感に襲われ、うかつに窓を開けてしまっていたら部屋が灰、砂まみれになってしまいます。

 

 それでも、

 

なにが、衝撃っていうとその何かも灰色に包まれた世界で日常が進んでいることにです。

 
  • 人々は舌打ちしながらも、ワイパーのスイッチを回して車を運転するんです。
  • 何事もなく、定刻通りに動く市電(路面電車
  • 人々はことごとく、灰に対して罵り合うのですが、もはやそれは日常のあいさつの枕ことばのようなものなんです。
 

非日常な日常がそこにはありました。

 
 

今でも、何故、灰が降り積もるような場所に人々は住み続けているのかと?

 

鹿児島の人々も歴史も否定するような問が頭をよぎります。
でも、そこで生活をすると桜島が噴火することに驚かなくなります。
だって、日常がそのまま続くから。なれって怖いです。

 

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 鹿児島にいると、このような桜島の姿をよく見ました。
 
 まさに 雄大 を感じる景色です。
 
 人ひとりでは立ち向かうことの恐れ多いような自然の雄大さを感じさせてくれる桜島を人々は日常として、生活をしているのが鹿児島という街なんだと感じていました。
 
最近、箱根山とか含め日本中の火山が活発なような気がして、ふと懐かしい鹿児島生活を思い出しています。

 

www.asahi.com

 

 
東京という大都市ははたして、火山灰という問題とうまく付き合っていけるもんなのだろうかと考えてしまいます。
 
 鹿児島市では当たり前といえば当たり前ですが、灰を入れる袋(克灰袋)とそれを置く場所が決まっていて、定期的に市が回収してくれます。

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どんな、自然の脅威でもあっても、それが日常になる恐れがあるのなら、それを克服すべく人々は自分たちの日常を守るために戦うのだろうな。
 
 
懐かしい鹿児島温泉天国生活
 
ちなみ、私は
 
国民宿舎 桜島マグマ温泉 レインボー桜島
 
がお気に入りの温泉の1つでした。
 
非常に鉄臭い温泉ですぐそばで火を吹いてる火山の近くの温泉なので温泉の質は保証できます。
 
もっとも、小心者の私は、逆に大噴火が起きて、温泉が異常な高熱にならないか恐怖を覚えていましたけど。 でも、いい温泉です。
 
日帰り湯の料金は300円とこれも大好きな理由でした。(ちょっと異常な安さ)
 
温泉へのアクセスも桜島フェリーを降りてちょっと歩くとすぐに付くという立地も好印象です。
桜島フェリーは車でいくと少し値がはりますが、大人一人の料金は片道160円です。時間もすぐです(約15分)。
 
 
 
市内からだと、ふらって行け、車でいく必要もないので、帰りのフェリーで缶ビールをプシュってできるのがなによりもこの温泉のおすすめの楽しみ方。(ダメ!飲酒運転)
 
大事なことなのでもう一度いいます。
 
風呂あがり、海風を感じながらフェリーのデッキでのむビールは今思えば、本当に贅沢な日常でした!最高でした!

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その後、すぐ近くの南九州最大の繁華街天文館で美味いもの食べるなり、夜遊びするなり、ぜひ心ゆくまで楽しんでもらいたいもんです。
 
あぁ、鹿児島が恋しい・・・。