ロストイントランスレーション tokyoから東京
はからずも、自分の生活の基板を東京に移すようになって、この東京という都市をどうとらえるか本当に複雑な気分でいる。
そこで、古い映画だけど、久しぶりにこの映画を見た。その感想でも。
主演はスカーレット・ヨハンソンが孤独を感じている若妻を
ビル・マーレイが中年のハリウッド俳優を演じている。
2003年制作であり、いくつか賞を受賞しているが、アカデミー賞の脚本賞を受賞している。
万人向けの娯楽作品ではないけれど、とてもロマンチックでつい引き込まれてしまう魅力にあふれている。
映像の切り取り方が丁寧で美しい。久しぶりに見たけれども、時代をあまり感じさせなかった。
Lost In Translation trailer - YouTube
個人的な作品の見どころ
- タイトルでのヨハンソンのきれいな?オシリ。
- 同じくヨハンソンが東京の地下鉄で不安げ顔をしているシーン
- ビル・マーレイのいぶし銀の演技(ゴーストバスターズだけじゃない!)
- 東京の魅力を収めた風景
- 音楽のセンス(はっぴいえんども含まれている!)
観光都市としての東京の魅力
どこか、とらえどころがなくて、不思議な魅力がある都市としてこの東京は描かれている。観光でくる人たちがどこに惹かれてくるのかを、あるいは、東京という街が持つ魅力について再確認するにはけっこういい映画だと思う。
言うまでもなく、多くの東京の人は観光で訪れている海外の人の多さに気づいている。
ビジネスとしても、【観光】というのが今の日本経済にとっては欠かせないファクタターの1つとして認識されていると思う。それは、ここ最近での大きな変化の1つである。(背景にあるのは円高から円安へ→円が弱くなってるので今までよりもお得に日本に遊びに来れる)
時代は動いていて、次の東京はどんな姿を人々にみせるのだろうか?
そして、その時に私達をどんな東京の今をあるいているのだろうか?
東京オリンピックにむけて、今再び再開発にゆれているこの街はその東京オリンピック後、大規模な再開発後どんな顔をみせるのか?
とても気になるテーマの1つである。