夏気分を盛り上げよう! 夏前にみたい夏映画 2015年夏編 ベスト3 その2
昨日はベスト3の発表で続きまして、今日はベスト2の映画です。
間違いなく、傑作の1つだと思います。そのタイトルは
「打ち上げ花火、下から見るか?横からみるか?」です。
予告編をどうぞ。
Fireworks, Should We See It from the Side or the ...
- アーティスト: REMEDIOS
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1995年 岩井俊二監督
改めて見ると、胸をえぐるように小、中学生の頃の夏休みを思い出させるような映画。そしてとても切なくさせてくれる映画
もし、この映画をまだ、見たことがないというのなら、この機会に是非、見てほしい。
だれにだって、2015年の夏は一度切りだけれども、この作品をみるとあの頃の夏は本当にキラキラしていて、大切な思い出で、もうあの頃の夏には戻れないということを痛感してしまう。それが、つらいけれども、大切にしたい何かがある。
見どころは
- プールのシーン 昼と夜で見せてくれる情景の変化
- なずなの演技 下手だけれども、圧倒的な存在感!
- 挿入歌 forever friends
プールのシーン
これは、昼のシーンと夜のシーンがあるけれど、昼と夜とで対照的な印象を与えている。夜のシーンの真っ黒ではなくて、すごく印象的な光と濃い青のプールの色合いは本当に幻想的。
なずな
この駆け落ちしようとする女の子がとても印象的。そして、とても切ない。演技が下手そうに見えるのを逆手にとったような存在。
夜のプールでのセリフ
「今度会えるの二学期だね。楽しみだね」
この見えすいた嘘が切なくて本当に印象的。
これは好みだけど、女優さんって演技がうまいとかじゃなくて、その存在感が映画の場合は重要だと思います。
挿入歌 forever friends
前述した、夜のプールのシーン、なずなの先ほどのセルフのシーンもこの挿入歌の流れるシーンも実はすべて同一シーン。後半の夜のシーンは逆に言えばそれだけ、とても印象的で素敵なシーン。大切な思い出として宝箱にずっとしまっておきたいと溜息がでてしまう。
この作品に関していえば、まだ見たことないのであれば一度ぜひ見てほしい。
時間も50分。2時間3時間もの映画だと身構える必要がなくて、これから夏にむけて、ちょっとした時間の合間にでも見てほしい。
2015年の夏も始まってしまえば、あっという間に過ぎ去ってしまんだろうな。
働いている人もいれば、受験でそれどころではない、あるいは、失業中や派遣、フリーターで夏を楽しむ余裕なんてない、と考えている人もいるだろう。私も本音ではそうです。
楽しみ方はなんだっていいと思うので、自分なりの2015年の夏を過ごしてほしい、それは何よりも自分にむけてのメッセージだったりします。
昨年の夏は本当に東京に引っ越しをするというドタバタに巻き込まれたんですけど、それも、ひとつの思い出なのかな。。。
今年はどんな、夏になるんだろうか。。
明日はこの、夏気分を盛り上げよう! 夏前に見たい夏映画 2015年夏編 ベスト3 その3と題して、ベスト1の映画を取り上げたいと思います。
ありがとうございました。