kusosiho  くそったれな資本主義に乾杯! (舞台裏ver)

さぁ、同士諸君!資本主義の焼け野原をみにこうではないか! 最近は思ったことをつらつらと書いております。

「お前には反国家非協力罪 密出入国 退廃思想 ハレンチで怠惰な豚でいる罪 ワイセツ物陳列で逮捕状が出される」

先日、31歳になりました。

まごうことなき、おっさんです。否定できないおっさんです。

 

そんなことを思っていると無性に見たいと思う映画が頭に浮かびました。

そう、『紅の豚』です。

 

ジブリ作品の中で一番好きな作品。

 

記事タイトルの

「お前には反国家非協力罪 密出入国 退廃思想 ハレンチで怠惰な豚でいる罪 ワイセツ物陳列で逮捕状が出される」

は、主人公ポルコが戦友のフェラーリンから言われるセリフ。

 

ハレンチで怠惰な豚でいる罪って可笑しいよね。

 

この「紅の豚」はそんなかっこいいセリフがいっぱい出てくるのも魅力の1つ。

 

 

劇中の名言

 

「飛ばねぇ豚はただの豚だ。」 byポルコ

 

「飛んだところでしょせんブタはブタだぜ」 by フェラーリ

 

国家とか民族とかくだらないスポンサーを背負って飛ばなきゃならないんだ。」 by フェラーリ

  

「何よ!

人を伝言板か何かと思ってるの!

いくら心配しても あんた達 飛行艇乗りは

女を桟橋の金具くらいにしか

考えてないんでしょう

マルコ、今にローストポークになっちゃうから。あたし嫌よ、そんなお葬式。」 by ジー

  

「いい奴はみんな死ぬ 友へ」 by  ポルコ

 

この映画は母に連れられて見に行った記憶があって懐かしい。

子供の頃はただ、あの赤い飛行機が空を自由に飛び回るのに憧れてたけど、今見ると少し違って見えてくる。

 

ジブリという子供向けの映画会社が作った、おっさんが作ったおっさんのための映画であるのがこの紅の豚

 

あのアドリア海の切ない青さ、空っぽな青さ、そして血に染まるような夕焼け。

雲の切れ間からさす光。

 

ポルコの挫折、後悔、からの再生の物語。

 

 31歳ともなると、人生まだまだなんですけど、それなりの失敗も挫折も後悔も重ねてきた上でこの映画を見ると違ったものが見えてくる。

 

なんか、泣けてくる。

 

この映画をまた見なおした上での31歳の夏がもうじき始まろうとしている。

 


紅の豚 予告編 - YouTube